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床・天井の防音対策

 いくら家族同士とは言え、家族の出す音にもある程度気を配ったほうがいいのは確実です。特に二世帯、三世帯家族など大家族で生活するとなると、生活サイクルがバラバラになることもあります。お年寄りは早く就寝して、子供は夜中まで起きている、そんなことも多いですよね。みんなが気持ちよく暮らしていくためには、床・天井の防音対策も必要なのです。

 2階建ての一戸建ての場合、1回の天井、2階の床は二重床にして間に吸音素材を挟み込むのが普通です。リフォームの場合は、下地に遮音シートや遮音マットを張るのもいいでしょう。ただ、木造住宅の場合、個々の居室に機密性がない限り空気を伝わって音も伝わります。吹き抜けのあるリビングや、階段などを通ってしまうのです。床から直接響く足音などを解消できても、声やステレオ音が聞こえてしまうこともあります。家族構成や防音性能を考えて間取りも考えて見ましょう。

 また、幹線道路に面していたりして、車の通りが多い場所に建てられた戸建ての場合、道路から1階の床を通して伝わってくる音にも気を配る必要があります。防音対策をしていない家ですと、かなり遠くを橋っている車の音もはっきりと分かってしまいます。早朝や深夜ですと、かなり煩わしいでしょう。1階の床は、地面に近い場所ですので、湿気対策と同時にできる防音方法を取ります。通常は、床断熱といって床下に断熱材を貼り付けて仕上げる方法が主流です。

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